能登半島地震「子ども支援」駄菓子屋ワゴンご報告@内灘町西荒屋地区(液状化現象による被害が大変深刻な地域。全ての家が地面の隆起で反り返っており、家屋・道路・電柱、町の全てが傾いている。唯一使用できる公民館(傾きはある)で実施。外部支援は無くボランティアによる子ども支援は初めて。西荒屋地区まで入らなければ分からず、家々には危険
の張り紙が貼られ、ある意味孤立し取り残されている地域)





待ちきれず早く来た子どもたちが陳列を手伝ってくれ、早く買い物を済ませた子どもがレジを担当、次々とレジ希望の子どもが増え、友達同士協力しながら懸命に会計していました
公民館でそろばんを教えている教室の先生も陳列からレジまで積極的にご協力くださいました


ここの子どもたちは、本当に楽しそうに買い物をし、レジ係や袋詰め、商品を整えたりと、積極的に参加してくれました
そろばんを習っている児童も多く、低学年の一発ピタリ賞がたくさん出ました
レジも「暗算でやっみる。」とトライする子どもいて、楽しみながら学ぶを実践できました
当日は小学校の校長先生もいらしてくださり、学校の状況、子どもたちの様子をお伺いしました。まだレジやりたい
との声を受け、保護者の皆様にもお買い物して頂きました。支援が初めての地域で大人は遠慮がちでしたが、えっ!いいんですが?やったー
と大喜びしてくれるお母さん方もいました






終了後、保護者の皆様から「本当に子ども達が楽しそうだった。ありがとうございました。」と、たくさんの感謝のお言葉をいただきました。
搬出後、公民館職員と次回の支援について話している最中も、戻って来て、「いつやるんですか?」「運動会と重ならない?」と確認に来るお母さんもいました

片付けながら被害について伺うと、水道はまだ出ないが、使える部屋で暮らしている。皆さん、大規模半壊や半壊で傾いた家で何とか暮らしている。という方々が多くいました。石巻でも避難所に入れず、津波を免れた2階で暮らす人、家が残ったから(全壊判定でも)避難所から出て家に戻る人が多くいた状況(渡波の在宅避難者)と同じでした。


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